年頭の挨拶(総務課)
あけましておめでとうございます。
輝かしい新春を健やかに迎えられたことと存じます。
花田町長、末若議長が
年頭の挨拶を申し上げます。
■花田町長挨拶
あけましておめでとうございます。
町民の皆様には、令和6年の輝かしい新春を、ご家族お揃いでお迎えになりましたこと、心からお喜び申し上げます。
さて、長引いた「新型コロナウイルス感染症」も、「5類」に移行し、私たちの日常生活も、ようやく元に戻しつつある中で、昨年秋の各地区のお祭りも、ほぼフルスペックで開催され、町内外から多くのお客様をお迎えし、笑顔が広がる開催となったところであります。
こうした中、令和3年9月から、福賀地区で始まった「デマンド型交通」も、昨年4月からは、奈古地区、宇田郷地区においても、運行を開始ししたところでありますが、本年においても、更なる利便性の向上に努めたいと思っています。
また、子育て支援の強化・充実のため、現在、高校生までの医療費の無料化、保育料の無償化、小中学校の給食の無償化の「子育て支援3点セット」を実施していますが、今後は、在宅育児の支援にも力を入れて行きたいと思っています。
また、木与地区に造成予定のミニ工業団地「あぶファクトリーパーク」につきましては、国の山陰道木与防災事業のトンネル残土を活用し造成費の節減を図りながら、早期の完成を目指します。
また、5年前に売り出した29区画の「柳橋分譲宅地」も、26区画が販売済みで、残すところ3区画程度となり、新たな分譲宅地の開発も急がなければなりません。
「道の駅阿武町」につきましては、昨年「登録30周年記念式典」を開催するとともに「全国道の駅の発祥の地」の記念碑の除幕式を行い、全国に向けて「道の駅阿武町」が、道の駅の発祥の駅であることを高らかに宣言しましたが、今後は更に、ここを拠点とした体験型観光や地域内の経済循環を図って参ります。
また、町の宝である「無角和種」につきましては、「無角和種」といえば「阿武町」、「阿武町」と言えば「無角和種」というような認識が全国に広がるよう、ブランディングに全力で取り組んで参ります。
また、喫緊の課題である「地域医療の持続的な提供体制の構築」については、県あるいは関係部署と、しっかりと連携しスピード感をもって取り組んで参ります。
こうした中、本町の出生者数でありますが、7年ぶりに二桁となった令和4年度の12人を超えて、令和5年度は、この3月末で2年連続二桁の15人となる見込みであります。
これは、一般財源も注ぎ込みながら、他の市町が追随出来ない、阿武町独自の数々の少子化・子育て支援対策あるいは、移住・定住対策が一定程度の成果を上げた結果だと思っており、今後もしっかりと取り組んで参ります。
こうした中、私は、これからも町民の生命と財産を守り、精神的にも経済的にも、安心して暮らして頂けるような施策を全力で展開するとともに、時代の流を読みながら、常に新たな視点に立って、DXなども積極的に推進し、産業振興、後継者対策、事業承継等を通して、阿武町を「稼げる町」にするよう、関連施策の一層の充実を図って参る所存であります。
そして、本年も町民のみなさまの負託に応えられるよう「打てば響く!町民1人ひとりに寄り添うまちづくり」を合い言葉に、魅力ある諸施策を大胆かつ果敢に展開して参る所存でありますので、町民のみなさまの一層のご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
■末若議長挨拶
新年、あけましておめでとうございます。
令和6年の年頭にあたり、阿武町議会を代表いたしまして
謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。
町民のみなさまには、輝かしい新年を、健やかに迎えられましたことと
心から、お慶び申し上げます。
みなさまには、平素より、阿武町議会に対しまして温かいご指導と、ご鞭撻を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、イスラエル・パレスチナ問題や、未だに続く、ロシアによるウクライナ侵攻、またトルコ・シリアでの大地震をはじめとする世界各地での災害など、社会経済情勢は極めて不安定なものでありました。
また、昨年も全国各地で異常気象による記録的な大雨などが相次ぎ、甚大な被害をもたらしました。
さらに、昨年は平均気温が統計を開始した1898年以降で最も高くなり、地球温暖化の影響と思われる異常気象は、年々深刻さを増していると感じています。
災害は、いつ、どこで、どのように発生するか全く予想がつきません。
引き続き、あらゆる災害を想定した防災体制・防災対策を講じ、災害に強いまちづくりを構築する必要があると思っており、消防団や役場のみならず町民1人ひとりが十分に現状を認識し、いざという時の備えを、しっかりと、しておいていただきたいと思っているところです。
また世界情勢を一変させた、新型コロナウイルス感染症につきましては、法律での位置付けが、昨年5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行しました。
これにより、感染対策は個人の判断に委ねられ、3年余り続いた新型コロナ感染症は
大きな節目を迎えました。
しかしながら、ウイルス自体が無くなったわけではありません。
引き続き、個人レベルでの感染対策は徹底していく必要があると思います。
昨年の阿武町を振り返ってみますと、3地区において「デマンド型交通」がスタートされ、交通の便が各段に良くなり、町民のみなさんに、大変喜んでいただいていることや、高校生までの医療費の無償化と保育園の完全無償化に続いて、小中学校の給食費の無償化がされ「子育て支援3点セット」が確立されたこと、また、道の駅阿武町が30周年を迎え「全国 道の駅 発祥の地」を改めてアピールしたこと、さらには、阿武町消防団 奈古第1分団が山口県消防操法大会で21年ぶりの優勝をしたことなど、明るいニュースが飛び交い、非常に印象深い一年であったと思います。
今、阿武町では少子高齢化、人口減少など問題は山積していますが、議決権を持つ議会として、執行権を持つ執行部と適度な緊張感を保ちつつ、公正で円滑な議会運営に努め、議会の活性化にも取り組みながら行政のチェック機関として、町民のみなさまの負託に応えるよう努めて参る所存です。
議員一人ひとりが責任を持ち、夢と笑顔あふれる「豊かで住みよい文化の町」「選ばれる町 阿武町」の創出をめざし、全力で取り組んで参ります。
結びに、本年も阿武町議会に対しまして、一層のご理解と、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げますと共に、みなさまにとって今年一年が、健康で明るい、幸せな年でありますよう、心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
【総務課 ☎2-3110】